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第149回芥川賞 藤野可織「爪と目」 直木賞 桜木紫乃「ホテルローヤル」 [雑記]

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第149回芥川賞 直木賞の選考会が17日、築地の新喜楽で開かれ、芥川賞に藤野可織さん(33)の「爪と目」(新潮4月号)、直木賞に桜木紫乃さん(48)の「ホテルローヤル」(集英社)が選ばれました。
贈呈式は8月中旬、東京都内で行われます。

芥川賞を受賞した藤野可織さんは京都市生まれで
同志社大大学院修士課程修了。
2006年、「いやしい鳥」で文学界新人賞を受賞しました。
芥川賞候補となるのは今回で2度目でした。

受賞作の「爪と目」は、
父親の再婚相手と幼い少女「わたし」との、心理的な確執を描いたサスペンスホラーだそうです。


直木賞を受賞した桜木紫乃さんは北海道生まれ。
2002年、「雪虫」でオール読物新人賞を受賞しました。
同作を収録した「氷平線(ひょうへいせん)」で2007年にデビュー。
候補2度目での受賞です。

受賞作の「ホテルローヤル」は、北国のラブホテルを舞台にした7編からなる連作短編集。
地方の町で日々を切実に生きる人間を描いた作品です。

私はまだどちらも読んでいないのですが、これから読もうと思います。

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